スタッフ阿部の自分語り⑫

皆さんこんにちは。
最近は朝夕と気温が下がり、過ごしやすくなってきましたね。
だいぶ期間が空いてしまいましたが、本日は久しぶりの自分語りです。
お付き合いください。

 

↓↓前回の記事↓↓
スタッフ阿部の自分語り⑪

 

さて、前回はと言いますとどうにか就職できたものの病状や服薬からか上手く仕事ができない場面をお伝えしました。
今回はその続きになります。

 

なんとか日々の仕事をこなしはするものの、焦ったり記憶が飛んだりとなかなか作業に関して不確かなことが多くありました。
ある時、チームで仕事をした時のこと。
本来は数人で確認する作業に私が顔を出さず、注意を受けました。
その後焦った私は、なんとかミスを減らそうと気を張るも、結局最後の締め作業を忘れてしまったりと、どんどん現場での信頼を失ってしまったのです。

だんだん私が作業でミスをしたり、その場ではやる必要のない作業などをすると、後ろで溜息が聞こえるようになりました。
新人ですので、皆さん根気強く教えては下さるのですがやはり目に余ったのでしょう。

 

その時期、直属の上司は仕事が忙しくなかなか現場にいなかったため、普段から休憩室などでお話しする先輩にとうとう相談をしたのです。
これまでの経緯を聞くと、その先輩は「そうだったのか。こういうと気を悪くするかもしれないけど、たまに理解できない行動があったからみんなで心配はしてたんだよ」と笑うことなく真剣に聞いて下さったのです。

そして、提案もして下さいました。
「もし良かったらなんだけど、上司に相談してみんなに病気のことを知ってもらったらどうだろう？」
「俺も今話を聞いて、なるほどと思ったし、みんなの理解があった方が溝みたいなのもできないで済むと思うんだよね」

先輩の言葉にハッとしました。
初めて障害をオープンにするということの意味が分かったのです。
自分のできない事や、こういう状態だということを周りが知らなければ当然そのことに対する配慮はしようがありません。
ですが、そのことを知っていてもらえれば自分も周りもそれを踏まえてコミュニケーションが取れるということなのです。

私は自分の外面というか、プライドとも見栄ともつかないものを重視して、社長と上司以外には病気のことは話しませんでした。
しかし、結局その問題に直面するのは一緒に仕事をする人たちです。
その人たちの理解なくして、仕事は続かないのだとその時に思い至りました。

 

その後、上司に相談し朝のミーティングで皆さんに報告をさせていただきました。
病気の経緯や現在の体調・症状などを報告し、どんな言葉が、反応が待っているだろうと思うと

心臓が爆発しそうなくらい鼓動していたのを覚えています。
手に汗を握っていましたが、意外なほど同僚の方たちの言葉は簡単なものでした。

「なんだ、最初から言ってくれてたら良かったのに！」
「あー、だから結構バラつきっていうか動けない時とかあったのね」

否定の言葉などは一切なく、みなさん合点がいったという感じで優しく受け入れて下さいました。
その時はただただあっけらかんと終わってしまったのですが、その後１人で安堵の涙を流したのは秘密です（笑）

 

すごく現金なのですが、話したら肩の荷が下りたのか作業に対する余裕も生まれ、周りの方たちも体調や気分などを気遣ってくれるようになりました。もちろん、私からも体調の発信などがしやすくなりました。
当然、それに甘えてばかりではいけないと思いますが【理解を得られた】という安堵感がその時は何よりも大きかったのです。

 

 

――つづく—―

 

 

本日のクルーズ青葉通

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▼継続は力なり　タイピングに取り組まれました

 

▼コミュニケーションについてのカード作成

 

▼パワーポイントの学習をされていました

 

▼お昼には皿回しやシガーボックスなどジャグリングの道具に触れました

今週も元気に参りましょう♪

 

 

 

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阿部