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Rickeyクルーズに通う事になったきっかけは?
事業所が明るくアットホームな良い雰囲気だったため、「ここだったら場所も遠くないし、入ってやっていけるかな」と思い、Rickeyクルーズに通う事になりました。
もともとは他の事業所に通っていたんですが、急に事業所が閉鎖することになり、通う場所がなくなってしまいました。
相談支援事業所の相談員の方に相談し、他に就労移行支援をやっているところを何ヵ所か見学をしました。
相談員の方からRickeyクルーズを勧められ、体験をして、事業所が明るくアットホームな良い雰囲気だったため、「ここだったら場所も遠くないし、入ってやっていけるかな」と思い、Rickeyクルーズに通う事になりました。
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Rickeyクルーズではどんなことに取りくみましたか?
自己理解や自己分析には時間を掛けましたね。自己理解・自己分析は「自分は何者であるか」を振り返りました。
自己理解や自己分析には時間を掛けましたね。自己理解・自己分析は「自分は何者であるか」といった、過去の自分や今の自分を振り返ってみるようなことに取りくみました。
事業所でのプログラムも毎日異なっていたため、色々なことに取りくむことができました。
毎日手話も学びましたし、皆で事業所内清掃、ウォーキングをしたり等。私は歩くのが好きだったため、毎回参加していました。
休憩時間などは事業所内では色々な方とコミュニケーションも図っていました。SST等のプログラムでもコミュニケーションを取る機会があり、多くの方と関わることが出来ました。
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Rickeyクルーズの活動で印象に残っている事は?
色々なテーマで講座を受け、面接の事や職場のマナー等、たくさんのことを学ぶことが出来ました。
毎週水曜日は講座の日で、Rickeyクルーズのスタッフが色々なテーマで講座を実施していました。面接の事や職場のマナー等、たくさんのことを学ぶことができました。
他にも、自己理解/自己分析の先として、「クライシスプラン」や「ナビゲーションブック」を作りました。
これはかなりの時間をかけて作りましたね。スタッフとも何度も相談しながら自己理解を深め、無事に完成することが出来ました。
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今の仕事に就くことになった経緯
Rickeyクルーズのスタッフから弘進ゴムの見学・実習を案内されました。実際に実習をしてみて、「自分でも出来るな」「自分に合っている仕事だな」と確認ができました。
Rickeyクルーズのスタッフから弘進ゴムの見学・実習を案内されました。家からも近く、仕事内容も身体を動かす仕事で、自分の希望とも合っていたため、「やってみたい」と思い、実習に臨みました。実際に実習をしてみて、「自分でも出来るな」「自分に合っている仕事だな」と確認ができたため、その後面接を受けて採用になりました。
今の仕事に就くことが出来たのは、Rickeyクルーズのスタッフのおかげだったと思います。私一人では、この仕事を探すことも、出会う事も出来なかったですね。
求人票を見ただけでは分からない部分も多くありました。「応募前の実習も良い機会だからやってみよう」と思い、求人情報では得られない情報も体験することが出来ました。もし実習に行かなかったらここで働けていなかったと思います。
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どのような就職活動をしましたか?
新型コロナウイルスの影響で就職活動もストップする時期はありましたが、企業の見学や実習等を経て就職が決まりました。
Rickeyクルーズではインターネット等で求人検索をしました。また、スタッフとも相談して就職活動を進めていきました。
弘進ゴムだけでなく、他の企業の見学にも行きました。そこは倉庫内のピッキング作業でしたが、当時は新型コロナウイルス感染拡大の影響で実習がストップしてしまい、そちらの企業は断念せざるを得なかったのを覚えています。そのような状況下ではありましたが、弘進ゴムに出会い、実習をして採用となり、就職が決まってよかったです。
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働いてみてどうですか?
社員の皆さんは気さくな方が多く、明るく接してくれます。今まで色々な会社で働いてきましたが、一番良い会社だと思います。
弘進ゴムはとてもオープンな感じで、社員の皆さんは気さくな方が多く、明るく接してくれます。悪い人が一人もいないですね。社風も良いです。私も今まで色々な会社で働いてきましたが、一番良い会社だと思います。
周りの皆さんは仕事をしていても、色々なことに気を配ってくれます。「少しでも体調が悪くなったら言ってくださいね」「無理しないでください」等声を掛けてくれます。社員をすごく大事にしてくれるなといつも感じています。
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働き続ける上では何が大切ですか?
私は特に身体を使う仕事で重いものを持つことが多いので、体力がないと難しい仕事です。身体のメンテナンスも欠かせません。何かあったら、身体に異変を感じたら、すぐに通院するようにしています。
やる気ですね。仕事だから「お金を頂くために仕事をする」というのもあると思います。しかし、やる気を持たずにやっていてもつまらないと思うんです。「お金のために働こうかな」という想いだけでは長続きしないと思いますね。自分の中で仕事をする上での面白味を見つけることは大事ですね。
仕事に対して興味を持たないと続かないですよね。「つまらない」「やってられない」と思うと続かない。少しでも、簡単な仕事でも、「面白いな」と思えれば、仕事をしていても長く続けられると思います。
自分にとっての面白味は、ピッキングをするときに荷物を探して、荷物をパレットに持ってきて、それを積み重ねていって、荷物が出来上がると、作品が出来るような感じで面白さを感じます。簡単な作業でも面白味を見つけるようにしています。
体力も大事ですね。私は特に身体を使う仕事で重いものを持つことが多いので、体力がないと難しい仕事です。荷物の積み上げ、積み下ろしがあり、下ろすのはできても、持ち上げるのは特に力が必要です。腰も使うため、腰痛になりやすく、身体のメンテナンスも欠かせません。何かあったら、身体に異変を感じたら、すぐに通院するようにしています。
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これからの目標・夢は?
まずは身体を第一に、万全な状態にしていくことですね。そしてこれからの仕事に取り組んで行くことです。
まずは身体を第一に、万全な状態にしていくことですね。そしてこれからの仕事に取り組んで行くことです。
プライベートでも、新しい趣味を見つけてやっていきたいです。今までは釣りが趣味でしたが、釣り以外の趣味も見つけてプライベートを充実させていきたいです。
あとは車が欲しいですね。今の車が9年前に購入した車なので。今すぐ買い換えたいわけではないですが、3~4年後に、働いてお金を貯めて新しい車が欲しいなと思っています。
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企業担当者さまから一言
実際に雇用して仕事をしている姿を見ると、雇用前のイメージがガラッと変わりました。会社にとって貴重な戦力になっています。
雇用をし始めてから障害(がい)のある方へのイメージが変わりましたね。正直な話をすると、初めの頃は戦力になるのか不安がありました。ただ、実際に雇用して仕事をしている姿を見ると、本当にそのイメージがガラッと変わりました。貴重な戦力になっていますし、当初のイメージが当事者の方に対して失礼だったなと感じました。
実際に一緒に働くようになってから、そういった見方が変わったのが一番大きいです。企業の中で、しっかりと戦力になり、一番安定して仕事をしている人もいます。
一緒に働くようになってから「普通にできる人だな」「改めてそこに差を付けたり、壁を作る必要はないんだな」と思いました。自分自身も当初、失礼な見方を持っていたことを反省しています。
<定着支援について>
障害(がい)があってもなくても、誰でも仕事をしていれば、嬉しい事も嫌なこともありますよね。
本来であれば上長が日頃、そういった何気ない話も聞ければよいのですが、定期的にRickeyクルーズの支援者の方が来てくれて、話をしてくれる場があることはありがたいです。
関係が長い支援者にしか言えない事もあるでしょうし、会社には言えないような大事な事もあると思います。そういった、愚痴る場のような、面と向かって話す場があることは上長としてもありがたいですし、大事な場だと思っています。
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担当支援員
千葉 弥生
Rickeyクルーズスタッフから一言
Rickeyクルーズあすと長町では体力作りや自己理解等、積極的に取り組まれていた印象があります。
私が定着支援で訪問した際に拝見する、職場の方との関わりからも、自分から積極的に他者とコミュニケーションをとる姿勢は牛澤さんの強みであると感じます。
Rickeyクルーズでトレーニングしたことを活かしつつ、職場の皆様から温かいご配慮を頂けていることが働きやすさにつながっていると感じます。
今後も「働き続けること」をサポートさせていただきます!